【フィリピン セブに旅行、移住、留学を考えている人見てください!】私が約8ヶ月滞在して分かった、セブの生活で知っておいたほうがいいこと<治安編>

2021年6月14日

この記事の前に、<服装・気候・乗り物編>、<言語・ケータイ・病院・美容室・マッサージ編>、<食事編>を書いていますので、もしよろしければ読んでみてください。

<服装・気候・乗り物編>↓↓↓

<言語・ケータイ・病院・美容室・マッサージ編>↓↓↓

<食事編>↓↓↓

今回は、治安面について書いていきたいと思います。
気軽に旅行できる国とはいえ外国ですから、日本の常識が通じないことや、普通にしていた行動が犯罪を招くことになったりすることがあります。

ポイントを押さえておけば、必要以上に神経質になることはありませんが、大小さまざまな犯罪に巻き込まれないようにするためにも、一度読んでいただき、参考にしてもらえればと思います。

自分の安全は、自分で守って、
楽しいセブライフを送りましょう!

手荷物から目を離さない!

みなさん、飲食店に入ったとき、自分のバッグはどこに置いていますか?

自分の足元やイスに座った時の腰の後ろ、自分の隣の席イスの背に掛ける等ですよね。

日本なら上記の対応で問題ないと思います。
でも、相手はフィリピンです。

いちばん安全なのは、自分の膝の上に置くことです。
常に肌身離さず持っているということが大事だと思います。

安全と思って、自分の足元や腰の後ろに荷物を置いていると、そのまま持っていかれてしまう可能性も高いです。
自分の目の前から2~3名の人たちが二手に分かれて歩いてきて、どちらかが注意を引くような大きい音を立てたり、話しかけたりしてきます。
その気を抜いたほんの一瞬で、もう一方から歩いてきた仲間が足元やイスの後ろの荷物をサッと持っていってしまうことがあります。
以前、そのような犯罪の瞬間の動画を見ましたが、実にスムーズで、気がついたときにはもうバッグがなくなっていました。

自分の隣の席ならいいでしょう、と思った方もいるかと思います。
たしかに、足元や後ろに置くよりはいいかと思いますが、後ろにも横にも、人が来られないような席に限ってのことです。
友達と話していたり、ケータイを見ているのに夢中になって、財布を抜かれるようなこともあります。
どこにスリがいるか分からないと思って、生活したほうがいいと思います。

お金は複数に分けて持ち歩く!

現地の人から見ると、外国人は目立つのでターゲットにされやすいと思います。

フィリピンでは、たぶん違法ですが、銃を持っている人も少なくないので、もしホールドアップされたときは、ヘタな抵抗はせずに、すぐにお金を差し出したほうがいいです。
金額も1,000~2,000ペソ(2,000円~4,000円)で十分だと思います。
それで命が助かるなら、安いもんです。
フィリピンは物価が安いので、その金額でも大金になると思います。

でも、そんな危ない目に遭っているときに、財布からいくらとか数えられないよ、って思いますよね?
まったくその通りです。

そんなときのために、ダミーの財布を用意しておきます。
そこには常に2,000ペソくらい入れておいて、万が一危ない目に遭ったときは、それを見せて「全財産だ」と言って、すべてを差し出します。
でも、本当に全財産をあげてしまっては、帰りのバス代やタクシー代がなくなってしまいますので、もうひとつの本当の財布から支払います。
(本当の財布とは言っても、あまり大金を持ち歩かないほうがいいですが……)

日本語パートナーズの研修のときに、靴下にお札を忍ばせておくのもいいと教えてもらいました。
ダミーの財布、本当の財布がバレたときに、靴下に1,000ペソくらい入れておけば、とりあえずは帰れます。

野良犬や野良猫にむやみに触らない!

私も、小さい頃から猫を飼っているので、道路にいる野良猫を見ると、寄っていってしまうことがあるのですが、万が一、その犬や猫が狂犬病や何かの病気を持っていると怖いので、近づいたり触ったりしないほうがいいです。

狂犬病はワクチンを打っていても、もし咬まれたら、その後にもワクチンを何回か打たなければならいので、大変です。
私は日本語パートナーズで派遣される際に、国際交流基金からの指示で、伝染病のワクチンを数種類打ったので狂犬病も含まれていましたが、普通の旅行や留学ではなかなかそこまでやらないですよね。
それならば、初めから動物に近づかないほうが安全です。

街やショッピングモールを歩くときも、荷物は前に!

旅行や街歩きのときに、両手が空くようなリュックサックやワンショルダーバッグを背中にかけている方も多いと思います。
よく言われていますのでご存知の方も多いと思いますが、これも危険です。

後ろからファスナーを開けられて、財布を抜かれたりすることもあります。
あと、ファスナーを閉め忘れてて、全開で歩いている場合もありますので、お気をつけください。

これもやっぱり、電車に乗るときと同じように、前にかけて歩くのが安全面から考えるといいのかと思います。

常に前にかけているのがちょっと……という方は、人が密集しているところや、ちょっと治安が悪そうなところだけでもそうしてみてください。

ちなみに、私がセブにいるときに治安が悪いので行かないほうがいいと聞いた場所は、コロンストリートという通りです。

現地のフィリピン人の方でさえ、注意して歩かないと危ないと言っていました。

タクシーに乗ったら、必ずロック!

日本よりもタクシー代金が安いので、滞在中によくタクシーに乗ることも多いかと思います。

そこで大事なのは、乗り込んだら必ず左右のドアをロックです!
可能なら、前の座席もロックしたほうがいいので、ドライバーさんにロックしてくださいと伝えるのもいいと思います。

どうしてかというと、渋滞や信号待ちで停車しているときに、突然ドアを開けられて、金品を取られてしまうことがあります。
「そんなこと言ったって、道路に人なんかいたら危ないじゃん!」と思った方。いるんです、フィリピンは。
物を売り歩いている人とか、物乞いの人とか、普通に車道に人が歩いています。危ないんです。
日本では見たことがない光景がありますので、注意するに越したことはないですね。

ちなみに、白いタクシーは、流しのタクシーで、普通に走っているときに手を挙げて捕まえたり、タクシーの停車場所で待っていると捕まえられます。
ちなみに、初乗り40ペソ(80円)くらいです。

そして、もうひとつタクシーを捕まえる方法として、配車アプリがあります。
Grab(グラブ)Uber(ウーバー)です。
Uberは日本でも、Uber Eatsで有名ですよね。
私はよくGrabを使っていました。
現在地と行先を入力すると、ドライバーを探してくれ、ブッキングします。
これ、あまりに行先がヘンピなところだったり、渋滞がひどかったりすると、ドライバーからキャンセルされることもあります……。
そして、料金は白い流しのタクシーよりもやや割高です。
でも、料金は高いですが、車はキレイで新しいものが多いし、ドライバーもいい人が多いです。
それもそのはずで、このアプリを使うと、最後にドライバー星いくつかで評価します。
評価が悪いとブッキングしてもらえないので、みんな親切な対応です。

ご参考までに、白いタクシーはそんなものないので、運転はまあまあ乱暴だし、ぼったくるし、態度が悪かったりします。
そういうのをイライラしてしまう方は、快適と安全をお金で買っていると思って、GrabやUberを使ったほうがいいと思います。
カードを登録しておけば、支払いの煩わしさもなくなりますし、便利ですので、おススメです!

小さい子から物乞いされたら?

フィリピンには、まだまだ貧しい家庭がたくさんあります。
食べ物も満足に食べられない子供たちは、物乞いをしてきます。

そんなときは、どうしたらいいのか……?

これが正解というのは、難しいのですが、私が日本語パートナーズのときに聞いた話をお伝えします。

お金があれば何でも買えるから、(日本人にとっては)少額のお金をあげるとします。
それは、彼らの親に届けられ、その親が薬物などを買うお金にまわってしまうことが多いそうです。
その薬物によって、さらに家庭環境が悪くなり、悪循環となっていきます。

それならば、お菓子やパンなどの食べ物をあげるのがいいと聞きました。

私も最初はどうしたらいいか分からず、「あ……」と言いつつ、無視してしまいました。
あとから思うのは、あのとき持っていたパンをあげればよかったという思いでした。
物乞いをするストリートチルドレンに出会うことは、それほど多くはありませんが、そういうことがあるかもしれませんので、何かの参考にしていただければ幸いです。

今回は、治安面について書いてきました。
また、思い出したことがあれば、追記していきたいと思います。
皆さまの滞在で何か参考にしていただければ幸いです。

すごく怖いことはありませんが、やはり日本とは違いますので、その辺の意識は常に持っておくことが大事だと思います。

間違えても、レストランで席を離れるときなどにケータイや財布を置きっぱなしにしないでくださいね!
確実に盗られてしまいます!

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