社会人女子には何かと心配なフィリピン語学留学……アラフォーで留学した私が、その疑問にお答えします!①

2021年3月29日

「フィリピン留学って、若い人が多いんでしょ?」

「知らない人と同じ部屋はムリ! 1人部屋がいいんだけど?」

「日本と比べると、どのくらい不自由なことがあるの?」

フィリピン留学で学校を選ぶときに、授業のカリキュラムや学校の雰囲気は、まず初めに確認すると思いますが、そのほかにも気になることってありますよね?
特に、それなりにキャリアを積み重ねてきたアラフォー女子からすると、あまりに今の生活とかけ離れていると、もうそんなサバイバル感いらないのよ……(笑)と、不安になりますもんね。

4ヶ月間、フィリピンのバギオという町に語学留学したアラフォーの私が、学校選びについて思ったことを書いていきたいと思います。

若者が多くて、うまくやっていける?

……たしかに多かったです。
私の見解では、男性は20代前半~半ば女性は20代後半~30代前半のアラサーの方たちが多かったように思います。
男性は、大学生とか、大学を卒業してすぐには就職せずに、いったん英語の勉強に来るイメージでしょうか。
一度就職すると、なかなか辞めにくいものでしょうからね。
一方、女性はというと、ある程度仕事をして、結婚か、キャリアを積むか、みたいな選択に迫られる年齢の方たちが多いんじゃないかなと思います。

たしかに若者も多いのですが、実は、思ったよりもさまざまな年代の方がいるんです。
私の行った学校では、下は夏休みの高校生から、上は50代の方まで。

でも、結局思ったのは、年齢は関係なく、気が合うか、合わないかです。
同年代でも(いや、同年代だから?(笑))クセが強くて仲良くなれない人もいました。
大学生の男の子でも、共通の趣味の小説の話や、UNOで盛り上がったり。
20代の女の子でも、いろいろ将来のビジョンを持っていて、すごいなぁと思ったり。
ホントに、人それぞれです。

若者たちって、集団になるとエネルギーが強くて、なかなか近寄りがたいですが、一人ひとりと話をしてみると、意外とすんなり仲良くなれるものかもしれません。

だから、年代の違いはそれほど気にしなくてもいいかなと思います。
ただ、自己紹介する最初だけ気まずいです。自分の年齢を公表したら、結構ラクになりました(笑)。

他の人と同じ部屋はムリ。1人部屋でゆっくりしたい!

わかります。わかりますとも。
私も、ひとり時間を楽しむタイプなので、他の人がいると、変に気を遣ってしまって、リラックスできないです。

ですので、私はやっぱり1人部屋にしました。
人数が多いほど、料金は安くなるのですが、ここだけは譲れないというポイントだったため、迷いはありませんでした。
下着類は好きなところに干せるし、勉強に疲れて洋服を投げ散らかして寝てしまっても大丈夫。

隠しスナック(別に隠す必要はないのですが)も、いつでも食べられますし。

私は一人のほうが集中してできるので、部屋で自習できるのはよかったです。
2~3人部屋の人たちは、自習室とかリビングで勉強をしていました。

でも、他の人とコミュニケーションをたくさん取りたいとか、せっかく来たからにはいつもと違う環境を経験したいと言う方は、複数人のお部屋もいいかと思います。数か月のことですし。
特に、日本人でない方と同室になれば、部屋の中での会話も自然と英語になり、より身につくことが多いですよね。

学校での日本人の割合はどれくらい?

これに関しては、やはりオーナーと同じ国籍の学生が多いのではないかと思います。
韓国人オーナーだと韓国人学生が多いですし、日本人オーナーだと日本人学生ですし。
だいたい、いちばん多い国籍の学生が40%~70%くらいでしょうか。
韓国と日本が多いと思います。その他は、ベトナム、台湾などの学生がいます。

先ほども書いたのですが、同じ学校に日本語が通じない学生がいると、必然的にふたりの共通言語である英語を使う必要があるので、日常生活でも英語に触れる機会ができて、上達の近道になると思います。

ところが、私の行った学校は、日本人オーナーで、学生が全員日本人(留学する時期にもよりますが)だったため、授業以外の学校内の日常生活は、『ザ! 日本』ってカンジで、なんだか海外に来ているのに日本で生活しているみたいな雰囲気でした。
騒音を出したら他の学生さんから苦情がでたり、夜遅くまで仲のいい子とリビングで話していたら苦情がでたり……。
日本人オーナーの学校がよくて選んだのですが、せっかく海外に留学に行くので、他の国籍の学生がいるところのほうがよかったかなぁと思うところもありました。

次回のブログでは、日本に比べると不自由なことを書いていきたいと思います。

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