【フィリピン セブに旅行、移住、留学を考えている人見てください!】私が約8ヶ月滞在して分かった、セブの生活で知っておいたほうがいいこと<服装・気候・乗り物編>

2021年4月20日

バギオでの語学留学と、セブでの日本語パートナーズで、約1年フィリピンに滞在した私ですが、今回は、セブにいた8ヶ月で、これは知っておくと滞在で役に立つと思ったことを書いていきたいと思います。

バギオは高地にあるので、フィリピンでは珍しく涼しい地域でしたが、セブは皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、常夏のリゾート地です。

暑いのが得意とは言えない私が、セブの地で感じたことを書いていきますので、参考にしていただければ幸いです。

まずは、着るもの(洋服などの服装)について

さきほども言いましたが、セブは常夏の地域です。
年間の平均最高気温は、28~30℃です。(平均最低気温は、22~23℃です。)

常に半袖やノースリーブのような夏服でいいですね!

……って思った方もいるかもしれませんが、商業施設やレストランなどの建物の中は、冷房が強めです。
冷え性の方は、「極寒」レベルだと思います。私がそうでした。
たしかに、外は暑いので、半袖とか短パンでもいいのですが、冷房対策で何か羽織るものを持っていたほうがいいです。

私は、下半身や末端が冷えてしまうので、上はTシャツでカーディガンやパーカーを常備して、下は普通の生地(麻とかでないもの)のフルレングスのパンツやジーンズを履いていました。
家から外に出た瞬間は、暑いですよ。暑いですけど、のちのち、そのありがたみを感じることがしょっちゅうありました。

カーディガン、
パーカー、
長ズボン、
ありがたやー(笑)

あと、意外と盲点なのが、実は外にいるときも、薄手の長袖を着ていたほうが、逆に暑くないということです。
やはり、フィリピンは、日本に比べると日差しが強くて、日焼け止めを塗っていても、肌がジリジリと焼けてかなりの暑さを感じます。
そういうときは、長袖でガードするほうが、暑くないです。
意外と、知らない日本人の方が多いです。

海で遊ぶ時も、日焼け+暑さ対策で、ラッシュガードを着たまま海に入ったほうがいいと思います。
ビーチに行くと、日本人の女性はすぐに分かります。
なぜなら、ラッシュガードを着ないで、真っ白な肌を露わにしているからです。
数日の旅行なので、それほど気にしていないのかもしれませんが、将来のことを考えると、シミを防ぐために肌を守ったほうがいいですよね。
欧米の方や韓国の方は、たいていラッシュガードを着ています。
そして、現地の人は、Tシャツと短パンのまま泳いでいます(笑)。沖縄の人もそんなカンジと聞いたことがります。
海が近くにある人たちは、特別なことではなく、普段の遊びの延長だから、水着なんか着ないのかもしれませんね。

気候(天気、雨季、乾季)について

日本には四季がありますが、フィリピンの季節は、2つだけです(と、現地の人に聞きました)。

summer rainy season雨季)。

フィリピンの「夏」は、よく言われる「乾季」のことだと思います。だいたい12月~5月くらい。
いちばん暑いのは、4~5月で、旅行のベストシーズンと言われています。
私が滞在したのは、7月中旬~3月末までだったので、いちばん暑い時期を外れていましたが、3月も後半に差し掛かると、かなり暑かった記憶があります。

そして、「雨季」は、6月~11月くらい。
ただ、雨季と言っても、日本の梅雨のように一日中しとしと降っているワケではなく、一時的にザーッと激しい雨が降って、次第に晴れるというカンジです。
だからなのか、虹をよく見ることがありました。

しかし、台風のシーズン(7月~10月)は、そういう雨ではありませんでした。
かなり激しい雨が、長時間降り続きますので、そこかしこで、冠水がおきます。
そんな時は、家から出ないほうが安全です。
ここで、私が皆さんに知っておいていただきたいことは、台風が来ると、停電や断水が起こる可能性が高いことです。
私が経験した停電で、最長で半日近く復旧までにかかったことがありました。
そのときに、必要なのが、調理なしで食べられる非常食のようなものです。お菓子とか、缶詰とか。
家から出られず、電気も通ってないとなると、食べ物に困ります。
あと、ヒマだからと言ってケータイを見すぎていると、充電が無くなります。停電しているので、チャージができません。
いざという時のために、ケータイの余力を残しておきましょう。

参考までに、もうひとつですが、折りたたみ傘はいつも持ち歩いていたほうがいいです。
乾季でも、いつ雨が降るか分かりませんし、降るときはたいていザーッと激しい雨です。
万一、外にいても、傘があれば何とかしのげます。けっこう濡れますが……。

移動するときの乗り物について

数日の滞在だったり、それほど田舎でない地域なら、タクシーがいいと思います。
特に、Grab(グラブ)というタクシーのアプリを使うと、あらかじめ出発地と目的地を入力して、その価格が表示されてタクシーを探してくれるので、ぼったくられたり、行先を間違えたりする心配もないかと思います。
目的地まで着いて降りたら、アプリでそのドライバーさんを星の数で評価します。
その評価で、グラブの許可を取り消されてしまうこともあるらしいので、ドライバーさんの対応もいいです。
車もキレイなものが多いです。
ただ普通のタクシーと比べると、若干料金が高いかなーってカンジです。
まあ、安心やりとりの煩わしさがないことを思えば、全然いいと思います。

普通のその辺を走っているタクシーでも、乗り込んだらメーターをポチッと動かし始めたか確認すれば、それほど心配はいらないかと思います。
たしか、初乗り40ペソ(80円)くらいだと思ったので、40ペソから始まっていれば大丈夫です。
日本と比べると、タクシー料金は全然安いので、それほどの負担にはならずに利用できると思います。

タクシーに乗ったら、必ず後部座席の両方をロックしてください。
渋滞中に、いきなりドアを開けられて、何か盗まれてしまうこともあるそうです。
ドライバーさんに、「lock the door, please」と伝えてもいいと思います。

他の乗り物となると、ジプニーという乗り合いバスや、バイクタクシー、田舎に行くとトライシクルというバイクにサイドカーが付いている乗り物があります。
同じく田舎のほうでは、トライシカッドという自転車にサイドカーがついているものがありますが、それほど乗る機会はないかと思います(笑)。

ジプニーは、行先が車体に書いてあったり、フロントガラスに貼ってあったりするので、それを確認して乗り込みます。
停留所はないので、手を挙げたり、降りることをドライバーさんに伝えれば、どこでも乗り降りができます。
しかし、それが原因で、時間が読めません。
窓がついていないことが多いので、排気ガスもすごいです。
あと、窓がついてなかったり、どんな人でも乗り降りできるので強盗に遭わないように、ジプニーの中で、大金の入ったお財布やスマホを出したりすることはやめておいたほうがいいです。
小銭入れくらいだったら、気をつけてササっとお金を取り出せば大丈夫かと思いますが、異国の地ですので念には念をいれたほうがいいです。
料金は、停車場所に関わらず一律8ペソ(16円)くらいだったかと思います。

バイクタクシーは、バイクの後ろに乗せてもらって、目的地まで行ってくれるというものです。
渋滞を抜けられるので、急いでいるときはいいかもしれません。
ただ、ヘルメットが……ドライバーさんが持っているものをお客さんに貸すので、誰が使ったか分からないカンジです(笑)。
私は使ったことがありませんが、たぶん10ペソ(20円)くらいだったかと思います。

トライシクルは、普通のバイクに屋根付きのサイドカーをつけて、そこには4人座り、バイクの後ろに2人乗せて、全部で最大6人が乗っています。
とにかく狭いです。でも、田舎ではこれが貴重な交通手段です。
これは、距離によって、7~10ペソ(14円~20円)くらいでした。
マクタン島のリゾートエリアのホテル周辺だと、一歩道路に出ると、トライシクルがいることが多いので、記念に乗ってみてもいいかと思います。
貸し切りだと、たぶん60ペソ(120円)です。ぼったくられるかもしれませんが、数百円です(笑)。

服装・気候・乗り物編は、こんなところです。
何かご参考になれば幸いです。

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