【スクーリングなしで卒業できる?】通信制大学で日本語教師の勉強。卒業するまでに一度も学校に行かないことは可能なのか?

2021年12月28日

通信制大学で勉強をしようかと考えている方の中には、スクーリングがネックになっている方も多いかと思います。
仕事や家事などの合間をぬって、自宅で動画を視聴して学習を進めることは可能でも、実際に学校まで行くのは難しい方もいますよね。

今回は、通信制大学をスクーリングなしで卒業できるのかということを書いていきたいと思います。

同じように、通信制大学で学習することを考えている方に、
参考にしていただければ幸いです。

それで、スクーリングなしで卒業できるの?

結論から言いますと、私の選んだ学校(大手前大学)で日本語教師の勉強をするとなると、スクーリングなしでは卒業できませんでした。
でも、通ったのは、5日間です。

多いか少ないか、感じ方は人によるかと思いますが、私は「2年間でたった5日だけでいいのか」と、思ったより少なかった印象でした。

しかも、スクーリングを受けたのは、1科目だけです。
日本語教育課程を修了するのに必要な、「教育実習」でした。
それが、2週にわたって、土日と金土日で、5日間です。

大手前大学は、兵庫県にキャンパスがありますが、スクーリングは東京でも開催されます。
都内の専門学校の一室を借りて、そこで講義を受けました。
東日本に住んでいる方は、わざわざ関西まで行かなくてもいいので、ラクですよね。
交通費も、実際に何㎞以上かは忘れてしまいましたが、既定の㎞数以上の場合は、学生証を提示すると学割の対象になります。

私は関東に住んでいるのですが、都内まではトータルで2時間弱かかるので、後半の3日間は、都内のビジネスホテルに2泊しました。
通学時間を短くして、勉強時間に充てたかったのもあります。

5日間のスクーリングの他に、条件とかあるの?

スクーリングで実際に学校に行ったのは、5日間です。

でも、大学では、決められた単位数を、スクーリングかライブ授業で取らなければならないというルールがありました。

ライブ授業というのは、あらかじめ日時が決められている講義に、学校専用のシステムにログインして、リアルタイムに参加する授業です。
リアルタイムの対話型なので、質問されたり、質問したりできます。
チャットボックスが設置されていますので、声を発するというより、テキストを打ったりして参加しているカンジでした。

あらかじめ日時が決まっているとはいえ、自宅や、ネット環境があればどこでも講義を受けられるので、スクーリングよりはハードルは低いですよね。
私は、どうしてもスクーリングでなければ単位の取れない「教育実習」以外は、ライブ授業で既定の単位数を埋めて、スクーリングの時間を最短にしました。

スクーリングで単位の取れる科目はいくつかあるので、時間に余裕がある方や、スクーリング会場が近い方、一緒に勉強をがんばっている仲間に会いたい方は、スクーリングに参加することも楽しいかと思います。
ただ、通信制なので、やはりそれほど時間がない方も多いかと思いますので、そういう方はスクーリングの科目をできるだけ少なくするのかいいのではないかと思います。

同じ科目でも、ライブ授業で開催する講義と、スクーリングで開催する講義がある場合もありますので、組み立て方は自分次第です。

今回は、通信制大学のスクーリングについて書きました。
入学した当初は、大学がどんなシステムかも分からなかったですが、履修登録をしたり、勉強したりで、いくつになっても知らないことを知っていくことって大事だなと感じました。

世の中は、日々学びにあふれていますね!

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