【日本語パートナーズ面接】どんな雰囲気で、どんなこと聞かれるの?そして、問題の英語面接とは!?
日本語パートナーズに応募して、書類選考が通ったら、次はいよいよ面接です。
何を聞かれるのか、英語面接もあるって書いてあったけど大丈夫なのかが、すごく気になりますよね。
今日は、そのあたりの面接のことを書いていこうと思います。
参考にしていただければ幸いです。
でも、これからはリモートで面接になるかもしれませんね。
まあ、それでも質問内容など、こんなこと聞かれるのかぁと雰囲気だけでも掴んでいただければと思います。
応募をするかしないかで悩んでいる人は、以下も参考にしてみてください。
また、応募書類に関することでしたら、以下を読んでみてください。
面接ってどんなカンジ?
私が応募した日本語パートナーズのフィリピン派遣は、定員が10数名でした。
面接は、面接官が3名です。そして、応募者は4名が一気に部屋に通されるグループ面接でした。
それを、おそらく1日に4組くらいで、東京と大阪で3日間くらいずつ組まれているカンジだと思います。
と考えると、30名くらいは書類選考が通って面接しているのかなぁと推測したりしますが、まったく定かではないです。(すべてがフィリピン希望者ではなく、別の国の面接の方も会場にいましたので)
雰囲気は、和気あいあいというワケでも、圧迫面接というワケでもありませんが、少しピリッとした緊張感はありました。
選考に通ってから分かったのですが、少し怖かった面接官の方々は、研修のときにお話ししてみると、とても気さくで優しい方々でした。
面接のときは、視線を向けられるだけでヒーっと縮こまっていましたが(笑)
そこで質問されたことは、
・志望動機を1分間で言ってください(タイマーで時間を測っていました)
・自分の長所と短所を単語1つで言ってください
・フィリピンに関する本を読んだことがありますか
・フィリピンに行ったことがありますか
・なんでもいいので、フィリピンについて知っていることを言ってください
・今までの人生でいちばんイヤだった or つらかったことを教えてください(すみません、詳細忘れました……)
など、覚えている範囲で言えば、こんなところでしょうか。
面接を受けている応募者が4人いるので、質問をされた時点で答えをきちんと考えておかないと、前に答えた人に引っ張られて同じようなことを言ってしまいそうで、ドキドキしました。
志望動機を1分間でするのは、ただでさえ緊張しているので、なかなか時間の感覚が分からず、難しかったですが、タイマーが鳴ってしまっても動揺せずに最後まで言い終えるほうがいいと思います。
そこで、バツっと切られることはないし、数秒でしたら、面接官も聞いてくれると思います。
上記の質問の「フィリピンに関する本を読んだことがありますか」に対して、私は読んだことが無かったので、正直に「ありません」と答えました。
回答的には、「こういう本を読んだことがあって、私はこう思いました」というのが良いのかなと思いましたが、なんせ読んでないので、何も答えられず、気まずい思いをしました。
それと、「今までの人生でいちばんイヤだった or つらかったことを教えてください」についてですが、申し訳ないのですが、ちょっと質問自体はうろ覚えです。
私は、以前の職場の上司と合わず、やや強めの言葉を浴びせられていたことを答えたことを覚えています。
そうすると面接官は、「その上司はなぜあなたにそんな対応をしてきたと思いますか」と、また質問されて、私は「私の態度がビクビクしているように見えたのだと思います」というようなやり取りをした覚えがあります。
あとは、「このトピックについて、みなさん4人だけで意見を言い合ってください」というような、数分のディスカッションの様子を面接官が見ている項目もありました。
私たちのトピックは、「授業中に現地の先生が間違えた日本語を生徒に教えていたときに、どのように対応するか」だったような気がします。
これに関しては、「これが正解!」という意見を求めているのではない気がしました。
初めて会った人たちとコミュニケーションをとる能力を見ているのではないかと、今思えば感じます。
日本語パートナーズは、20歳から69歳まで応募できるので、面接を受けている人もいろいろな年代の方たちがいます。
志望動機や長所・短所など、みんなに共通の質問もありますが、社会人には社会人向けの、大学生には大学生向けの質問を選んでいるようなカンジでした。
みんなが気になる「英語面接」って何するの?
英語面接、いったい何を聞かれるの?
日本語パートナーズの応募を考えている方なら、誰しもが気になることだと思います。
国際交流基金からの案内では、「簡単な質問」のようなことが、たしか書いてあったような……。
でも、英語で面接なんてしたことないから、その「簡単」のレベルが分からないですよね。
当時から変わっているかもしれませんが、私が面接をしたときは、まず、面接官から日本語で質問や課題を言われます。
その回答を英語で言うというパターンでした。
そして、私が言い渡されたお題は、「初日に、あなたが教室に案内されたときの自己紹介をしてください」でした。
一緒に面接をしていた大学生の男子は、「日本にはどんなデートスポットがあるか説明してください」でした。
そう、私への課題は比較的簡単で、大学生の彼への課題はまあまあ難しいですよね。
応募書類に自分の英語レベルを書くところがあるので、それに見合った質問をしてくれているのだと思います。
みなさんが思うのが、「英語をうまく話さなきゃ!」ってことだと思いますが、一概にそれだけではありません。
なぜなら、私が面接したときに、4人の中でとても英語が上手な方がいたのですが、その方は選考に通っていませんでした。
(受かって、辞退したという可能性も考えられますが……)
英語は必要ですが、日本語混じりや出川イングリッシュのような、どんなカタチであれ、コミュニケーションが取れればいいのかなと感じました。
英語が話せるかどうかよりも、コミュニケーション能力や人柄が重視されている感はありました。
グループディスカッションのとき、他の人の発言を聞く態度とか、発言の仕方とか。
外国の人とコミュニケーションを密に取らなければならない活動なので、やはりそこが肝心ですよね。
面接時の態度も見られています!
もちろんですが、面接時の行動や態度も見られています。
入退室や着席の際のお辞儀や、座っているときの態度など。
特に、注意が必要なのが、イスに肘掛けがある場合です!
就活が身近な世代や、マナーに詳しい方は大丈夫だと思いますが、ある程度の実績を積まれてリタイヤしたおじさま世代の方。
フィリピンは、おじさま世代の応募も多いと聞いたことがあります。
長年、面接を受ける側なんて経験していないので、イスにドカッと腰かけて、肘掛けに腕を乗せていませんか?
わざとではないと思うんです。もう習慣化してしまったクセですよね。
でも、面接時はご辛抱ください。
面接官の方々は、そのBigな態度を見逃さないと思います(笑)。
最後に思い出したのですが、書類選考に通り、面接の案内に「平服で」とあるのですが、「平服ってなんぞや」ということを思いました。
結局は、スーツのことですよね。
上下揃ったものでなくても「ジャケット着用」というイメージで大丈夫だと思います。