社会人女子には何かと心配なフィリピン語学留学……アラフォーで留学した私が、その疑問にお答えします!②
前回のブログでは、「若者が多いんでしょ?」「1人部屋がいいんだけど?」「日本人の割合は?」という疑問について書きました。
今回は、「日本と比べると不自由なこと」について書いていきたいと思います。
日本と比べると、不自由なことって何?
これは、はっきり言ってしまえば、たくさんあります(笑)。
そして、それを不自由、不便と思うかは、人によって違うかと思いますが、私が感じたものをお伝えしていきます。
まずは、交通機関じゃないかと思います。
フィリピンには、ジプニーと呼ばれるバスがありますが、時刻表はないため、いつ来るかは分かりません。
でも、本数はそれなりに走っていそうなので、待っていれば、いつかは来ます。
そのため、時間は余裕を持って出かけたほうがいいです。(フィリピンの人たちは時間にルーズなことが多いので、日本ほど時間厳守の雰囲気はありませんが(笑)。)
そして、このジプニーは、停車場所が決まってないため、どこでも降りることができます。(だから時刻表もないし、来るのが遅いんですよね……)
もちろん、日本のバスのような停車を希望するボタンもありませんので、自分の降りたい場所で「降ります!」みたいなことを叫びます。
大声を出したくない場合は、コインで手すりを叩き、カチンカチンと音を鳴らすと、ドライバーさんが分かってくれます。
おもしろいのが、料金の払い方です。乗り込んだら、隣の人に料金を手渡すと、その人がまた隣の人に渡し、……とそれを繰り返して先頭のドライバーさんまで届けてくれます。
おつりがある場合は、今度はドライバーさんからおつりが送られてきますので、それが自分の所まで来たら、受け取るというシステムです。
もうひとつ、よく乗ったもので、タクシーはというと、日本に比べると料金が安くていいのですが、ぼったくられる可能性があるので、乗り込んだらちゃんとメーターをスイッチオONにしたか、よく見ていました。
それと、これはバギオという高地の町だからなのですが、水が出なくなることがよくありました。
そこでは、水は週に2回、大きい車で運んできて、それぞれの家のタンクに貯めておく仕組みになっていました。
ですので、シャワーを流しっぱなしで使ったり、1回のトイレで何回も流したりすると、水が足りなくなってしまい、次の水の配給がくるまで、シャワーが浴びられなくなってしまったり、トイレを流せないときがありました。
当然、洗濯もできないので、昨日の服を着ることもありました。
これは、相当のストレスでした。
ただでさえ、お腹が弱かったので、トイレに行けないという不安……。
近くのお店のトイレと思っても、いちばん近いお店でも車で10分くらいと遠いし、汚いし。
なかなかタクシーもジプニーも来ないし。
トイレと言えば、アジアに行かれた方はご存知かもしれませんが、紙をトイレに流せません。
トイレの脇にあるゴミ箱に捨てます。
これも、ちょっとキツかったです。
小のときはまだしも、大のときはイヤですし、女性は生理の日もありますしね。
あと、トイレットペーパーは備え付けられているところが少ないので、常に自分で持ち歩いていました。
出かけるときの持ち物は、財布、ケータイ、トイレットペーパー、みたいなカンジです。
私がストレスを感じたのは、これらのことだったと思います。
日本を離れるときに、ある程度の不便さ、不自由さは覚悟していたので、思ったよりも普通に生活できるなと感じていました。
次回は、
「日本で使っているような化粧品は買えるの?」
「日本からの荷物とかネット通販って、ちゃんと届くの?」
「自分で料理をしたいんだけど?」
という疑問について、書いていきたいと思います。
フィリピン留学についての記事がほかにもあります。よかったら、こちらのカテゴリから読んでみてください。
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