普通のOLでもできた!スキルなしの私が、海外で働くためにしたこと③
前回のブログでは、留学費用や、学校を選んだ決め手、あとは、そのとき働いていた会社を辞める(結局、休職ですが)ときのことなど、フィリピン留学するまでの準備を書きました。
今回は、実際にフィリピンに渡ってからの、学校の様子や生活についてを書いていこうと思います。
フィリピン語学留学~学校生活編~
直接、語学学校と連絡を取り合っていた私は、留学費用の半額ほどを日本円で振込み、残りは入学後に現地通貨(ペソ)で支払いをしました。
留学費用に、平日3食と光熱費、部屋代が含まれているとはいえ、4ヶ月滞在する予定なので、それ以外にも多少の現金は必要です。
私は、授業料の半額の他に、15万円くらい用意していった記憶があります。結局、5万円くらい余ったと思いますが。
私が選んだ学校は、フィリピンのバギオという都市にありました。
あまりご存じない方も多いのではないかと思います。
当時、暑いのが苦手だった私は、フィリピンに行きたいけど、暑いのはイヤ。
セブみたいなリゾートでなくてよかったんです、全然。
ということで、高地にあって涼しいバギオを留学の地に決めました。
ところが、このバギオ、近くに空港はなく、マニラからバスで4~7時間かかります。
なぜ、4~7時間かというと、バスにも特急とか通常みたいなものがあって、停車地が少なくて値段が多少高いものだと4時間(でも本数が少ないです)、停車地が多くて通常のものだと7時間です。
私のときは、ちょうどいい特急がなかったので、通常のバスで7時間半くらい乗りました。
冷房ガンガンで鬼のように寒いので、冷蔵庫状態です。
もし、乗る機会がある方は、どうぞ厚めのはおりものをご用意ください(笑)。
車内のカーテンを身体に巻き付けて、はおりもの替わりにしてる強者もいました(笑)。
あと、エアコンの送風口に、車内のカーテン詰め込んで、風をストップさせるという裏ワザもあるみたいです(笑)。
真夜中の午前1時くらいにバギオの語学学校に到着したので、その日は疲れてしまって、部屋に案内してもらい、そのまま寝てしまいました。
翌日、生活に慣れる意味で、学校の日本人スタッフの方が、少し離れたところにある繁華街を案内してくれました。
ジプニーと呼ばれる地元のバスで行き、両替所やデパート、食べ物屋さんでの注文の仕方などを教えてくれました。
でも、帰りは、自分ひとりでタクシーを拾って、行先を告げて帰ってくるという試練付きです。
自分ひとりで帰って来られるか、不安でしたが、なんとか無事に帰ることができました。
ぼったくりにも遭いませんでした。
これが、マニラやセブだとガンガンぼったくられます……。
そして、その次の日に、学力診断テストをして、テキストのレベルを決めてもらいます。
そのまた次の日、いよいよ授業スタートです。
私は1日6時間のコースだったので、4時間の個人レッスンと、2時間のグループレッスンがありました。
個人レッスンは、自分のレベルにあったテキストを使い、スピーキングやライティングを中心に学習しました。
グループレッスンは、先生が言った単語を反復して練習する、発音のみをひたすら練習するレッスンでした。
テキストには、発音のコツが日本語で書かれているので、分かりやすかったです。
ちなみに、個人レッスンのテキストも日本語で説明されています。
授業後は、夕食を食べて、その日の復習や明日の予習をしたり、シャワーを浴びてたり、日本にいる家族や友達とメールやラインをしたりしていました。
時間割は、毎日変わります。
日本人スタッフの方が、プランを組んでくれて、朝イチに掲示板に張り出されるので、それを見て、教室に行きます。
最大で1日7時間の授業を取れるので、私のように7時間に満たない人は、一日のうちで空き時間ができます。
そこは自由なので、昼寝をしたり、ちょっとその辺の駄菓子屋さんみたいな店にお菓子を買いに行ったりできます。
田舎なので、コンビニやスーパーは徒歩圏内にはありませんでした。
食事は、朝食は食パン3枚だけは支給されます。
なので、バターなど塗るものは自費で、量が足りない人はもっとパンを買い置きしたり、卵を買っておいて目玉焼きを挟んで食べたりしていました。
昼食は、フィリピン人のスタッフが、ライスとおかず3品くらいとスープを作ってくれますので、それをいただきます。夕食も同じカンジです。
お口に合うかどうかは、……人それぞれだと思います。
私は大丈夫でした!
土日祝日は、授業もお休みです。
祝日は、日本の祝日ではなく、フィリピンの祝日です。
フィリピンでは、突然に国全体の休日が発表されたりするので、日本よりも休みが多かったように思います。
休日は、ゆっくりしたり、英語の勉強をしたり、少し遠くへ旅行したりして、みんな思い思いに過ごしていました。
私は、学校での勉強ばかりでなく、積極的に外に出ることも大事だと思いました。
買い物やマッサージ、ネイルをすることもありました。日本よりもかなり格安です!
たいてい英語が通じますので、学校で習ったことを実践できる機会でもあります。
そして、「ああ、こういう言い回しをするんだ」と得られることも多くありました。
学校生活は、このようなカンジでした。
次は、留学を終えて会社に戻り、やっぱりコレジャナイ感を感じて、次のステップに進んだことを書いていきたいと思います。
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