普通のOLでもできた!スキルなしの私が、海外で働くためにしたこと②

2021年4月13日

前回のブログでは、OLをしながら空いている時間で、地元の英会話教室やオンライン英会話を始めて、異文化交流パーティーで外国人の方たちと話す機会を作っていたことを書きました。

英語の勉強を進めていくと、自分の英語がどれだけ通用するのか、確かめたくなりました。
でも、一般的なOLのお給料では、年に2回くらいの海外旅行が限度でした。
留学とかしてみたいけど、そこまで貯金があるわけでもないし……。

そんな私の前に現れてきた選択肢が、フィリピン留学です。

フィリピン語学留学~準備編~

私が若い頃は、留学なんて、一部の金持ちで優秀な人がするもんだと思っていました。
しかし、フィリピン留学を知って、調べれば調べるほど、留学してみたくなりました。

まず、気になったのが、費用です。

私が選んだ学校は、1ヶ月の授業料が12~13万円くらいでした。
これ、みなさんは高いと思いますか? 安いと思いますか?

たしかに、『授業料』とだけ考えると、ちょっと高いと思うかもしれません。
でもこれには、以下すべてが含まれています。

  • 1日6時間の授業料
  • 平日の朝昼晩3食分(土日は食事は付きません)
  • 宿泊代(部屋のタイプは1人部屋~大人数まで選べますが、私は1人部屋を選びました)

日本で普通に暮らしていれば、家賃・光熱費・食費で、このくらいはかかってしまわないでしょうか。
フィリピン留学だったら、そこに授業料が含まれているのです。

コスパ最高!

次に気になったのは、留学の質問や手続きが英語でできるのか、です。

一応、勉強はしてきましたが、まだまだそんなスキルはありません。
そのために、勉強にいくわけですから。
留学エージェントを通すという手もありましたが、あいだに人が入ると何だか心配で……。
やっぱり、内部事情をちゃんと知りたいので、直接やりとりしたいじゃないですか。

そこで、私が選んだのは、日本人経営の語学学校でした。
問い合わせも日本語でできるし、入学したあとも、いろいろ質問しやすいと思ったからです。

オーナーが日本に帰ってきている最中に、説明会(といっても、1対1ですが)をしてくれたり、メールでやりとりできたのは、よかったです。

そして、いちばんの問題は、今の仕事をいつ辞めるか、本当に辞められるのか、です。

10年勤めてきた会社で、仕事内容はイヤだけど、慣れてはいる。
上司とはソリが合わないが、同僚はいい人が多い。
お給料も少しずつ上がってきたし、ボーナスももらえる。

仕事を辞めようとしている方や、辞めたことがある方は分かると思うのですが、本当に数か月は悩みますよね。
「今日こそは辞めるって言おう!」と思っても、上司に言えずに終わってしまったり、普段イヤな上司に少しくらい優しくされると、「ああ、もう少しここで働いてもいいかな」とか思ってしまってたりして。

でも、イヤなもんはイヤなんですよね。
留学したいとなったら、したいんです!


なかなか踏ん切りがつかない私がとったのは、『運だのみ』です(笑)。
通勤途中、「次にあの角から曲がってきた車が、赤→赤→白だったら、今日辞めるって言う!」と、運を天に任せました。
ちなみに、なぜ「赤→赤→白」にしたかというと、白い車1台だけだと、よく走っているじゃないですか。
だから、(まだ勇気がでないので)ちょっと保険をかけて、赤2台来て、白1台来るという、複雑なバランスにしました。

そうしたら、来たんです。赤→赤→白が。ウソだろと思われるかもしれませんが、ホントに。
もう心は決まりました!基本、頭の中は単純です(笑)。
その日に、上司に退職を申し出て、そのまた上司の承認待ちになりました。

翌日、自分はすっかり辞めるつもりでスッキリして、あれ準備して、これ準備してと思いを巡らせていたとき、上司に呼ばれて別室に行くと、「会社を辞めなくていいから、休職して行ってくれば?」と言われました。

「でも、4ヶ月ですよ? そんなに、休んでいいんでしょうか?」

「戻ってきて、仕事があると思っていたほうが、キミも安心じゃない?まあ、どちらにするかは、キミに任せるけど」

安心とガッカリが混ざった気持ちでした。
たしかに、安いとは言え、50万円近くこの留学につぎ込むつもりなので、またすぐに仕事ができて、お給料がもらえると思えば、安心なんですが……。
この仕事とおさらばできるとウキウキしていたけど、また戻ってくるのか……。

でも、せっかくの厚意で会社側も提案してくれたので、今回は休職させてもらおうと決めました。

次は、実際の学校の様子や、フィリピンの環境について書きたいと思います。

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Posted by saki